醸造工程

伝統の技が生み出す至高の一滴

日本酒ができるまで

益々酒造では、三百年の伝統を守りながら、最新の技術も取り入れた酒造りを行っています。 原料選びから瓶詰めまで、すべての工程において妥協のない品質管理を徹底し、 世界に誇る日本酒を醸造しています。

01
🌾

原料米の選定

Rice Selection

最高品質の酒造好適米を厳選。山田錦、五百万石、雄町など、 それぞれの特性を活かした酒造りのため、契約農家と共に 土壌づくりから取り組んでいます。

使用品種 山田錦、五百万石、雄町
産地 兵庫県特A地区
02
⚙️

精米

Rice Polishing

酒質に応じて精米歩合を調整。大吟醸では35%以下まで磨き上げ、 雑味の原因となる外側の部分を取り除きます。 この工程には最大72時間かかることもあります。

精米歩合 23%〜65%
所要時間 24〜72時間
03
💧

洗米・浸漬

Washing & Soaking

精米した米を丁寧に洗い、適切な水分を吸収させます。 秒単位での浸漬時間管理により、理想的な蒸米の状態を実現。 この工程が酒質の基礎を決定します。

水温 5〜10℃
浸漬時間 秒単位で管理
04
♨️

蒸米

Steaming

和釜で約60分間蒸し上げます。外硬内軟の理想的な蒸米を目指し、 温度と蒸気量を細かく調整。麹菌が活動しやすい状態を作ります。

蒸し時間 約60分
目標 外硬内軟
05
🦠

麹造り

Koji Making

日本酒造りの要となる麹造り。温度と湿度を厳密に管理した麹室で、 48時間かけて丁寧に育てます。杜氏の経験と勘が最も問われる工程です。

室温 30〜32℃
所要時間 48時間
06
🧪

酒母造り

Yeast Starter

優良な酵母を大量に培養する酒母造り。乳酸を加えて雑菌を抑制し、 約14日間かけて強健な酵母を育成します。

期間 約14日間
酵母 協会酵母、蔵付き酵母
07
🍺

仕込み・発酵

Fermentation

三段仕込みで慎重に仕込みを行い、約30日間の発酵期間を経て アルコールと香味成分が生成されます。温度管理が酒質を左右します。

発酵期間 約30日間
発酵温度 6〜18℃
08
🎯

上槽(搾り)

Pressing

発酵を終えたもろみを搾り、清酒と酒粕に分離します。 搾り方により味わいが変化するため、目指す酒質に応じて 最適な方法を選択します。

搾り方法 槽搾り、袋吊り
歩留まり 約70%
09
🏺

貯蔵・熟成

Storage & Aging

搾りたての新酒を低温で貯蔵し、熟成させます。 この期間に角が取れ、まろやかで深みのある味わいへと変化します。

貯蔵温度 -5〜5℃
熟成期間 6ヶ月〜3年
10
🍶

瓶詰め

Bottling

最終的な品質検査を経て、一本一本丁寧に瓶詰めします。 お客様の手に届くまで、品質を保つための最後の重要な工程です。

充填温度 5〜10℃
品質管理 全数検査

伝統の技法

🌸

生酛造り

江戸時代から続く伝統製法。自然の乳酸菌を活用し、約1ヶ月かけて酒母を育成します。

❄️

雪室貯蔵

天然の雪を利用した貯蔵庫で熟成。一定の低温と高湿度が、まろやかな味わいを生み出します。

🪵

木桶仕込み

樹齢100年を超える杉の木桶で仕込み。木の呼吸が独特の風味と深みを与えます。

🌙

月光仕込み

満月の夜に仕込みを開始。月の引力が発酵に与える神秘的な影響を活かします。